2007年4月12日木曜日

恩を宛にするな

現在、自分は積極的な営業活動は行っていない。

忙しくてなかなか時間がさけないというのもあるんですが、現在の顧客や出会った人との信頼関係を大切にし、その信頼によって新しい顧客を紹介してもらいたいというスタンスなので結果的にそういう事になってしまう。

だから、ある程度は顧客のわがままを聞いてしまう。
その事を「恩をうっている」というように認識していたし、そう思う事で「範囲外だ」という内容についても割り切る事ができていた。

ただ、最近、「うった恩がちゃんと返ってくるのか?」という事を考えるようになった。取引先上の関係なんてよほどの信頼関係が築けてない限りモロイもの。

末端の一取引先に受けた恩に対し真っ先に何かをしてあげなきゃとアクションを起こす人がどれだけいるだろう?

「あの時あいつには世話になったなぁ。いつか何かしてあげなくちゃ」と思いつつ、日々の業務に追われ、優先順位リストのはるか末端に置かれている方がほとんどでは?

恩を売るなと言うわけではないが、「恩を宛にするな」という事は言えるだろう。
種まきはあくまで種まき。全てが芽ぶくわけではない。

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